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2004.08.05

セミナーで効果的に質問する涙ぐましい努力と失敗、ちょっぴりの成功(笑)

前に感想を書いた『身辺図象学入門』で、著者が「講演をした後、質問を受けるのが苦手」という主旨のことを書いておられた。
氏によると、マイクを握りしめて延々持論をぶったり、講演内容に関係ないことをいきなり聞いてきたり、こちらが準備していないような、答えに窮するほど高度な質問が出てきたりと、困ることだらけだ、というのだ。

...ふっふっふっ(謎)。
私も講演会などにはよく行く方だが、常に心がけているのは「いかに質問するか」なのだった。
岡泰正氏に限らず、いや、あらかたの主催者さんには、はた迷惑な話かもしれないが...。
でも、昔、小学校や中学で、教わらなかったか?勉強するときに一番大切なことのひとつは「質問すること」だって(笑)。

学校の勉強に 予習・復習が必須なのは今さら言うまでもないが、なかでも「予習」は、次に教わるところを予め読んでみて、分からない箇所は調べたりする。
そして、大事なのは、それでも分からなかった箇所を、分かった箇所とはっきり区別し、授業を聞いて解決することだ。
それでも解決できないとき、登場させるワイルドカードが「質問」である。
(注・私、こんなにもっともらしく書いてますけど、肝心の?高校時代には、思いっきりさぼってました...。ちゃんと上に書いたとおりのことを、十代でやっとけばもう少しまともに...汗。)

ともかくも、遅まきながら学習意欲に目覚めてしまった身としては、講演会やシンポジウムは貴重な勉強の機会であり、その機を十分に活かすには、周到な準備が必要なのだ(笑)。
では、講演会に臨む私の予習法とは?

まず、講演会のwebサイトなどがあれば、よく目を通して、講演のねらい、対象、講義のレベルなどを把握しておく。
次に、講師のプロフィールをチェックする。
その分野のなかでの「得意」は何なのか、どんな論文や本を書いているのか、傾向としてどうなのか「色々な意味で」(...)調べておく。
そうすると、その講演でどんな話題が出るのか、どういう傾向の話になるのか、だいたいヤマが張れるはずだ。
もちろん、主催者側がどういう団体で、仕切っているコーディネーター的な役割の人がどういう人で、これまでどんな仕事をしてきたかなども、予習の大きなポイントだ。
講演の内容や雰囲気が、これで大きく左右されることもあるからだ。
#ぶっちゃけた話、テーマについて、コーディネーターの知識が中途半端だと、内容もたいてい(以下自粛)。
で、この時点で、自分が講演テーマについて分かっていることと、分からないこと、その範囲を認識しておく。
そうすることで、その講演に臨んで、自分自身か何を新たに知るべきか、何をポイントに聞くべきか、見えてくるものだ。

いよいよ当日。
レジメや資料には早速目を通し、直前予習も怠らず、講演が始まれば早速ポイントをメモメモ。
同時に、事前に準備しておいた疑問点を埋めてくれる内容が出てくるかどうか、気を抜かずにチェックする。
本割で疑問が全て解決してしまえば、改めて質問するまでもないのだから。

そして勝負の質問タイム!(汗)。
ここまで周到に準備しておいたのだから、敢えてもう一度確認。
スピーカーが話した内容の「二度聞き」になってないか?
相手が答えやすいように、聞きたいことの要点ははっきり言えるか?持論の押し付けになっていないか?
自分だけでなく、他の聴衆にとっても有益な質問になっているか?
その辺をよく自問して、初めて「はーい」と手を挙げるのだ(笑)。

...ここまで、随分偉そうに書いてきたなって?ええ、全部自戒ですよ自戒(爆)、質問で会場をさぶーくすること数知れずなおいらの(泣)。
でも、スクーリングなんかで「授業への積極的な参加は加点します」なんて言われたら、そりゃ、ゲスト講師のスピーチのあと「何か質問は?」と言われて「8つくらいあるんですけどいいですか?」と返してしまうのが人情ってもんでしょう(実話)。
私だって、質問の大半はスベってばっかりだ。
でも、運よく?いい感じでスピーカーの関心事項とマッチングして、気持ちよく答えてくれたりとか、他の聴衆のなかから、それに派生した質問がでてきたりすると、勇気をだして(いや反射的にだろ>自分)質問したかいがあったなと、ささやかな充実感を噛みしめるのである(苦笑)。
#ここだけの話、質問によってスピーカーの専門性の底が露呈してしまうこともあるんだけどね。まあそれもまた勉強のうち(笑)。

しかし、いいのか悪いのか、某文化交流機関の催しに行くたび、担当者の方に「あ、よく質問する方ですね」なんておあいそ?を言われるまでになると、出入禁止も近いか...と、密かに覚悟を決める今日この頃(爆汗)。

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