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2004.06.30

『カラー版 20世紀の美術』末永照和監修(共同執筆)

タイトル:『カラー版 20世紀の美術』
著者:末永照和監修(共同執筆)
出版社:美術出版社
定価:2500円
初版:2000年6月
ISBN:4-568-40056-2

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美術に関心のある方にはおなじみの、美術出版社「カラー版」シリーズ。
その分野に入門する時はもちろん、私のように、うっかり分不相応な専門書を読んだりしてしまい、おのれの知識を再整理する必要に激しくかられ中...(大とほほ)な人にもありがたい(大汗)。

で、この本を手にした直接のきっかけは、左にリンクもあるが、『全体芸術様式スターリン』あたりの、ロシア・アヴァンギャルドの精神的な理論づけに関する本を読んでみたら、あらあら困った難しい...「レイヨニズム」って?「シュプレマティスム」って?....??? 私って、モグリだったのね(大泣)で、冒頭のようなとこに行き着いたわけだ。

さて、その効果の程はというと...確かにあるっす(笑)。
あくまで通史、つまり現在までの流れを時系列順、各芸術運動の関係性順で網羅してあるだけ(あ、だけとか言ったら悪いか・汗)なので、新しい学説が出てるとか、読むとインスパイヤされちゃうとか、そういうものでもないんだが、各芸術運動の間の連関性というか、何々主義は何たら主義から影響を受けて、さらに何とか主義につながっていった、みたいな因果関係は、とても分かりやすい。
付録で、美術運動の系統図がついていることから、この本の編集意図も、始めからそこにあったことが伺える。

そういう意味では、通して読んでまずは通史を把握、専門分野に入った後でも、手許に置いて用語事典代わりに使うことも出来そうだ。

余談だが、学校で「造形学概論」の課題で「芸術活動における『作品』とはどういうものか論ぜよ」というテーマが出たことがあった。
この本の文中に、思いっきりヒントのフレーズがいくつか載っているじゃないか!
わし、『講座美学』シリーズとか、渡辺護の『芸術学』とか、すっごい難しいの読んじゃって、提出まで1ヶ月半もかかっちゃったよ。
やっぱり、背伸びしないで、基本が大事なのね、何ごとも(泣)

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